目次
基本情報
作品情報
| 作品名 | 廃村少女 〜妖し惑ひの籠の郷〜【萌えゲーアワード2022 イノベーション賞 受賞】 |
| メーカー | エスクード |
| ゲームジャンル | アドベンチャー・ビジュアルノベル |
属性
レビュー
こんな人におすすめ！
- 妖しくも美しい田舎の伝奇ホラーを味わいたい人
- 退廃感とエロスの融合に惹かれる人
- ミステリー×サバイバル×エロの絶妙なバランスを楽しみたい人
- 複数ヒロインによる多彩なルート分岐をじっくり楽しみたい人
- 発情プレイや百合、乱交など幅広いプレイ内容を求める人
良いところ
- 民俗学モチーフの世界観と物語構成が秀逸：ただのエロゲではなく、伝奇ADVとしても読み応えがある。
- エロシーンの質とボリュームが高水準：発情プレイやレズ、ハーレム、乱交などシーンの幅も豊富。
- ヒロインの個性が立っている：籠女、梓、朱理を中心に、どのキャラにもしっかりと魅力がある。
- サブキャラにも存在感がある構成：先輩や後輩キャラもしっかり活かされており、群像劇としても楽しめる。
- UIやシステム面が親切設計：選択肢ジャンプやCG・シーン回収がしやすく、初心者にも安心。
悪いところ
- Hシーンのパターンが似通っている：自慰→レイプの展開が多く、ややマンネリ感あり。
- ヒロイン数が多すぎて一部が薄味：サブキャラの扱いがややおまけ感あり。
- ハーレムエンドがないのは惜しい：ルート数が豊富なだけに、全員でのエンドも見たかった。
- 村の力による発情依存がやや多用されがち：シチュエーションの幅にもう一捻り欲しかった。
総評
『廃村少女 〜妖し惑ひの籠の郷〜』は、田舎×妖しさ×伝奇という要素に、しっかりとエロと人間ドラマを融合させた作品。 ヒロインとの関係性や選択の重み、ルートごとの物語構造が秀逸で、一度始めたら最後まで読まずにはいられない中毒性があります。 特に籠女ルートの完成度は高く、まさに作品の核。エロゲにおける物語重視派も実用重視派も満足できるバランスの良さが光ります。 惜しむらくは、マンネリ感のあるシチュの繰り返しと、サブキャラの薄さ。ただそれを差し引いても、全体的に非常に完成度の高い作品です。 廃村で淫らに囚われる非日常体験を求める人には強くおすすめしたい一本！
イメージCG
