【感想】【ヘンプリ】ヘンタイ・プリズン

基本情報

作品情報

作品名	【ヘンプリ】ヘンタイ・プリズン
メーカー	Qruppo
ゲームジャンル	アドベンチャー・ビジュアルノベル

属性

ゲーム内容

ギャグ・コメディ, キャラクターがいい, シナリオがいい, 演出がいい, 世界観がいい

レビュー

こんな人におすすめ！

• 笑いと感動のギャップを楽しみたい人
• 個性的すぎるキャラたちが大暴れする世界観が好きな人
• 前作『ぬきたし』が好きなQruppo信者の人
• シナリオ重視で没入感あるADVを求めている人
• エロよりストーリーやキャラの魅力を味わいたい人

良いところ

• ぶっ飛んだ設定とギャグがクセになる：主人公が露出狂で投獄…という時点で既にフック強すぎ。
• グランドルートの完成度がエモすぎる：伏線回収とカタルシスが最高に熱い展開を演出。
• キャラの魅力が異常に高い：ヒロインはもちろん、モブや看守キャラまで記憶に残る濃さ。
• 社会性のあるテーマをユーモアと真面目で両立：性や表現の自由といった重めの話題を、説教臭くなく描写。
• 演出・音楽・ボイスすべてにおいて高品質：ノベルゲーの限界に挑んだかのような映像演出が熱い。

悪いところ

• エロ成分は控えめ：抜き目的で買うと物足りなさを感じるかも。
• 下ネタ＆暴力描写がややハード：序盤のインパクトが強く、人によってはやや抵抗感がある。
• グラボによっては不具合報告あり：Radeon環境では立ち絵が表示されないバグが報告されている（パッチ対応済）。

総評

『【ヘンプリ】ヘンタイ・プリズン』は、露出狂の主人公が送る異色の監獄ライフという破天荒な設定ながら、人間ドラマ・社会テーマ・感動・ギャグすべてをハイクオリティに詰め込んだ超話題作。 前作『ぬきたし』を踏襲しつつ、よりダークで内面に深く切り込んだストーリーが展開され、シナリオゲーとしての完成度が極めて高い。とにかくプレイヤーを飽きさせない構成力と演出力が光る。 「ただのバカゲーでしょ？」と思って敬遠している人こそ一度体験版を試してみてほしい。 ぬき目的じゃないエロゲってこういうのだよ！と声を大にして言いたくなる、全年齢にも通じる魂を持ったエロゲの傑作です。

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